メニエール 眩暈の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
4年前から耳が詰まりメニエールが酷くなり耳鼻科・心療内科・内科・婦人科と病院に行ったが一向によくならず、漢方で体質を変えていきたいと来店されました。
病院では突発性難聴と言われたりメニエールと言われるが良くならず、耳鳴りが出てきたり動悸がしたり眩暈で動けなくなってくるそうです。
雨の日は体が重くなり体調がかなり悪くなるそうです。眠りも浅く、疲れているのに眠れないそうです。耳が詰まりやすくなってきているそうです。
便秘が酷くコーラックを1日4粒ほど飲んでいるそうです。下肢静脈瘤もあるそうです。
44歳 女性
中国医学的には『脾虚水湿』『気血両虚』『食積腑実』の状態と考えられます。その為、体に溜まっている不必要な水分を排泄していく漢方、胃腸の消化吸収を改善していく漢方、体力や『血』を補っていく漢方などをお渡ししました。
すると2週間ほどで耳鳴りが良くなり、便通もコーラック4粒から3粒へ減ってきているそうです。また、眩暈、ふらつきが起きなくなり体調が良くなってきているそうです。
1か月ほどして動悸も起こらなくなってきたそうです。コーラックは3粒から2粒になってきているそうです。尿の量も増えて体の重だるい状態も以前よりかなり良くなってきているそうです。体が疲れる事はあるが、以前の様な辛い状態は続かなくなってきているそうです。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学の考え方は、体が弱り過ぎますと不必要な老廃物が体に溜まってきます。その為、体力を補いながら体に溜まった不必要な水分を排泄していく漢方を使う必要があります。
体に不必要な水分が溜まりますと体が重だるくなり、浮腫み・体のだるさ・頭重感などが起きてきます。この場合は、水分の摂りすぎも控える必要があります。水分の摂り過ぎで体調がさらに悪化してきます。
中国医学は体全体を見た上で局所の弱い部分を改善していくようにしていきます。その為、内科・皮膚科・婦人科・心療内科・耳鼻科などに分けて考えなくても、全体を見て漢方養生していきます。
一人ひとり体質や自覚症状が違う為、必要となる漢方は違ってきます。色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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